絶対に知っておきたい!衛生管理者とは?

衛生管理者

悩んでいる人

会社から衛生管理者の資格を取得してほしいと指示されましたが、どんな資格か分かりません。

スキルアップのために資格を取りたいので、まずは衛生管理者について簡単に知りたい!

衛生管理者の資格を取得した私が回答します!

本記事の内容

  • 衛生管理者とは?
  • 具体的な衛生管理者の仕事
  • 資格を取得するメリット/デメリット
  • 衛生管理者は2種類ある理由
  • 試験の方式はマークシート?記述式?
  • 衛生管理者に合格するまでの期間例

衛生管理者は国家資格であるため、合格率は40%程度と簡単ではありません。
ただし、一定の事業場では設置義務がありますので、学習をした人には
取得させる試験です。

本記事では簡単に衛生管理者についてまとめ、要点を押さえてから
詳細な解説に進んでいきたいと思います。
それではさっそく進めていきましょう!

絶対に知っておきたい!衛生管理者とは?【基本を押さえよう!】

衛生管理者とは労働者の健康や労働災害を未然に防止するために労働安全衛生法で定められた国家資格です。
50人以上の事業場では衛生管理者の選定義務が生じます。

業種に関わらずに一定の従業員がいる事業場には資格者の

届け出が必要です。
衛生管理者とは「安全・健康を守り、衛生的な環境を作る専門家」です。

具体的な衛生管理者の仕事【5項目】

衛生管理者の仕事は以下の5項目となります。
労働安全衛生法の文章のため、少し堅苦しいので、「そうなんだ」くらいで
見ておいてくださいね(笑)

  • 労働者の危険または健康障害を防止するための処置
  • 労働者の安全または衛生のための教育の実施
  • 健康診断の実施その他健康の保持増進のための処置
  • 労働災害の原因調査及び再発防止対策
  • 労働災害を防止するため必要な業務

労働者の危険または健康障害を防止するための処置 (具体例)

具体例としては以下のようになります。(一部のみ)

  • 多量の高熱/低温物体を取り扱う
  • エックス線その他の有害放射線にさらされる
  • 削岩機、鋲打ち機など身体に著しい振動を与える
  • 重量物の取り扱い
  • 深夜業を含む業務
  • 作業環境の測定実施及び間隔

労働者が危険であったり健康障害を発生しそうなことを
防止します。
私の会社では製造業であるため、重量物の明示や
作業環境測定は一定間隔で行ってます。

労働者の安全または衛生のための教育の実施 (具体例)

入社または配属先変更の時に安全衛生の教育をされませんでしたか?
私は配属されたときにいきなり知らない人に

こちらへ来てください。
安全のために資料の内容を必ず守ってください。

な、なんだいきなり?決まっている教育ってなんだ?

頭の中に???がいくつも浮かびました。
みなさんが衛生管理者に任命された場合は説明してあげてください(笑)

資格を取得するメリット/デメリット

【メリット】

  • 従業員が50名以上所属する事業場では職種問わず需要がある。
  • 国家資格であるため、履歴書に記入しやすい
  • 資格手当がもらえる場合がある
  • 衛生委員会に出席できるため、職場の交友関係が広がる
  • 週一で職場巡視を行う必要があるため、気晴らしができる(笑)

【デメリット】

  • 労災が発生した時の改善を急ぎ、行う必要がある
  • 資格手当がもらえずに業務が増えるだけの場合がある
  • 衛生委員会に出席する必要があるため、本業に影響を与える場合がある

デメリットは正直上司や会社との調整次第だと思います。
今後の転職を少しでも考えている人も取得して損はない資格です。

衛生管理者は2種類ある理由

衛生管理者は【第1種衛生管理者】と【第2種衛生管理者】の2種類があります。
違いとしては有害業務の有無です。
第2種衛生管理者を取得後に転職し、第1種衛生管理者が必要になることも
想定されます。
そのため、おすすめは第1種衛生管理者の取得です。

なお、第2種衛生管理者は商業、サービス業などに限定されます。

試験の方式はマークシート?記述式?

試験に向かう前に必ず注目するポイントの一つだと思います。
ずばり5択のマークシートです。
鉛筆を転がしても回答できます(笑)
本サイトはみなさんが少しでも合格できるように作成していきますので、
少々お待ちください。

衛生管理者に合格するまでの期間例【私を例にします!】

第1種衛生管理者の合格までに必要となる学習時間は60時間程度と言われてます。

私は2か月後の試験を目指して学習を始めました。
計画としては以下の通りです。

   1時間/日 × 2か月(60日) = 60時間

これくらいの時間でおおよそ過去問で合格点に達することができます。
ただし、これで合格できるかというとそんなに甘い試験ではないため、
いまいち合格率が高くない理由となります。
過去問で合格点に達することは難しくないにもかかわらず合格率が低い、
ここを改善することを本サイトは対象としております。

詳細な学習方法や計画の立て方などについては別の記事で解説します!

まとめ:絶対に知っておきたい!衛生管理者とは?

衛生管理者とは何かざっくりとイメージはつきましたでしょうか?
まずはイメージがつくだけで十分だと思います。

1.挑む相手(試験)をざっくりと知る (←今ここです!)
2.挑む相手(試験)のレベルを知る
3.最短の衛生管理者合格への学習方法を学ぶ
4.衛生管理者試験に向けたテキストを購入する
5.試験勉強を行う
6.試験の申し込みを行う
7.試験日
8.合格
9.衛生管理者免許の申請

最短合格へ向けて効果的な学習へつなげていきましょう!

コメント

  1. […] […]

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