衛生管理者に選任されると年収は3万円アップする可能性あり

こんなお悩みを解決します！

✔本記事の内容

• 衛生管理者に選任されることで年収はアップします
• 衛生管理者の必要選任数は6パターンに分かれます

✔記事の信頼性

受験する前に合格した時のメリットを調べることは自分の学習する意欲を
向上させるためにも非常に重要です。
学習意欲が向上することで一発合格も目指せるため、知っておくべき内容です。

本記事では読者のメリットにずばり年収がいくらアップするか回答します。

それでは進んでいきましょう！

①選任されると年収は3万円アップする可能性あり

結論から申し上げますと、年収は3万円以上アップする可能性があります。

年収で3万円というと小さく感じる方もいるかもしれません。
しかし、自由に使用できる3万円が勤めている限り毎年支給されると聞くと
大きく感じませんか？

資格手当の相場は月に3千円～3万円

少し検索をしたところ、衛生管理者の資格手当の相場は月に3千円～3万円でした。
正直かなりレンジが広く、結局いくらなの？と感じる方もいるでしょう。

具体例としては私の勤めている製造業の会社は相場の範囲内でした。
(一応開示はまずいかと思うので、少しぼやっとさせてください。)
少なくとも月に3千円は資格手当がもらえることが分かります。
そのため、年間は3万6千円の年収アップとなります。

資格手当がない事業場もあります

読者の中には資格手当がない事業場に勤務されている方もいると想定されます。
おそらくその状態では学習する意欲がわかないと思います。
受験前には会社の総務など管理部署と資格手当があるのか、資格手当がない場合は
設定できるかよく確認してください。

衛生管理者に専属ではなく、選任されると

　　(選任前)　通常業務
　　(選任後)　通常業務　+　衛生管理者の業務　(←New)

単純に業務量が増えますので、資格手当を設定できるよう交渉することを
おすすめします！
なぜ交渉できる可能性があるのかについては②で解説します。

まとめ：選任されると年収は3万円以上アップする可能性あり

再度になりますが、衛生管理者に選任されると年収はアップすることが多いです。
仮に資格手当がない場合は会社と交渉することが重要です。

②必要選任数は事業場の労働者数によって6パターンに分かれます

衛生管理者の必要選任数は事業場の労働者数によって6パターンに分かれます。
労働者数によって必要選任数は決まっておりまして、労働基準監督署に
選任した人の名前を届け出る義務があります。
そのため、会社としては届け出るためにも何としても有資格者を確保しなければ
なりません。

事業場で働く労働者数と選任すべき衛生管理者数を以下の表にまとめます。

事業場で働く労働者	選任すべき衛生管理者の数
50～200人	1人
201～500人	2人
501～1000人	3人
1001～2000人	4人
2001～3000人	5人
3001人以上	6人

具体例：私の会社　(製造業)

　　事業場で働く労働者　：201～500人　(表の上から2番目)
　　選任すべき衛生管理者：2人
　　特記事項　　　　　　：衛生管理者が退職もしくは転職を想定し、
　　　　　　　　　　　　　補充要員の計画表あり。

衛生管理者は届け出る義務がある資格となりますので、補充要員を計画している
事業場も多いと想定されます。

衛生管理者を取得するときのパターンは2つ

衛生管理者を取得するときのパターンは2つに分かれます。

• パターン1：衛生管理者の急な不在や退職による補充
• パターン2：衛生管理者をスキルアップや転職のために取得

パターン1では会社として急ぎ届け出る必要がありますので、取得したあとスムーズに
資格手当に繋がる可能性があります。

パターン2では会社に十分な人数の衛生管理者がいることが想定されます。
そのため、取り組むべきことは衛生管理者の補充要員に名前を載せてもらうことです。
衛生管理者に合格した後は会社に速やかに報告をしましょう。
その後、パターン1になったときがチャンスとなります。
自身の年収アップのためにも声を上げることが重要です。

まとめ：衛生管理者に選任されると年収はアップする

衛生管理者は年収がアップすることが多いです。
資格手当の相場を見ると少なくとも年間3万円ですので、10年では30万円収入がアップ
することになります。
ちょっとした趣味であれば射程距離に入るのではないでしょうか。
収入アップには小さな積み重ねが重要ですので、ぜひ資格取得や選任を
勝ち取ってください！